2017年6月22日木曜日

イスラーム圏における「ジェンダー化された暴力/苦悩」第二回研究会(第33回まるはち人類学研究会 共催)

イスラーム圏における「ジェンダー化された暴力/苦悩」第二回研究会を下記の要領で開催いたします。お忙しい時期かと思いますが、会場で皆様にお会いできること楽しみにしております。

主催:「イスラーム圏における「ジェンダー化された暴力/苦悩」研究会
   (基盤A「イスラーム・ジェンダー学構築のための基礎的総合的研
           究」公募研究会)
共催: まるはち人類学研究会
日時: 7月8日(土) 13:00~17:00
場所: 南山大学S棟S55教室

<プログラム>
13:00-13:10 趣旨説明・参加者自己紹介
13:10-14:10 菊池真理(筑波大学大学院 人文社会科学研究科)
         「ジェンダー化/身体化された暴力/苦しみを生きる」
14:10-14:50 質疑応答
14:50-15:10 休憩
15:10-16:00 太田(塚田)絵里奈(慶應大学文学部非常勤講師)
         「社会変動に現れる暴力と危機:2011年エジプト革命
        (アラブの春)を経験して」  
16:00-17:00 質疑応答
        (参加者の皆さまの、フィールドでの紛争や暴力の経験
                          などもお話いただき、共有して議論を深めたいと考え、
                          質疑応答を長めに取ってあります)                  

<発表要旨>
菊池真理:
人々は、集合的暴力や紛争・戦争による身体化された暴力/苦しみをどのように生きているのだろうか。暴力/苦悩と、悼のように生きているのだろうか。暴力/苦悩と、悼 み/癒しの問題について、いくつかの事例(スリランカ中心)から検討する。

太田(塚田)絵里奈:
太田(塚田)さんは2008年10月から2011年5月まで、エジプト人女性とルームシェアをしながらタハリール地区・内務省隣のビルで暮らし、幸か不幸か、「アラブの春」の展開を間近で感じる状況下におられました。革命と暴力について、ご体験をもとにお話いただきます。


※飛び込み参加も大歓迎ですが、レジュメの準備の関係上、事前に嶺崎(minesaki@auecc.aichi-edu.ac.jp)までご連絡いただければ幸いです。

※お問い合わせは以下まで。
 嶺崎寛子(愛知教育大学)minesaki@auecc.aichi-edu.ac.jp